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RUSH BALL 2016に行ってきた - 前編

by 7_nana

8月27日・28日、泉大津フェニックスで開催されたRUSH BALL 2016に行ってきた。今年は早々に京都大作戦の2DAYSチケットを手に入れていたから、他の夏フェスは控えようと思っていたが、第2弾出演者発表の時点で好きなバンドが勢揃いしていたので、慌ててチケットを押さえた。

私にはパンクやミクスチャーロックを好む「音もだち」がいない(他のジャンルならいる)ので、京都大作戦に引き続きRUSH BALLもぼっち参戦。真夏の野外で1日がかりだと「まぁまぁ好きー」程度では気軽に誘えない。炎天下では気遣いも溶ける。

2日続けて泉大津に行く。乗車時間は1時間弱だが、シャトルバスのチケットは「お帰り直行バス【梅田】」にした。これは復路のみ会場から梅田までバスで直行してくれるというもので、選んで正解だった。1日目の帰り、バスに乗ったら速攻で寝た。隣りに座っていた女の子が梅田で起こしてくれたほどの深い眠りっぷりだった。

さて、泉大津駅からバス乗り場までは徒歩10分ほど。駅周辺はなかなか味わい深い町並みだ。

特に目を引いたのが大津神社で、角地にあり、角から敷地中央の社殿に向かって斜めに道が走っている。私には見慣れない風景だった。占いの神・祭具の神を祀り、陰陽五行占いが受けられるらしい。

大津神社を曲がった先、個人商店?の店先で冷えたドリンクが100円で買える。たしか数年前も売っていた記憶があるから、泉大津フェニックスで何か催しがある時はいつも売っているんだろう。

バスに乗ること10分。停留所からリストバンド交換所に向かう。少し距離があり、徐々にテンションが下がる。混乱や混雑を避けるための動線だと思うが、帰りも明日も歩くの、これ… などと考えながら歩いた。

チケットを渡して2日分のリストバンドを付けてもらい、ゲートをくぐる。会場入り口までの間に物販エリアがあり、Dragon Ashと東北ライブハウス大作戦のステッカーを購入した。Macbookに貼る。

できればDragon Ashのステッカーは百合と薔薇のロゴが欲しかったなぁ。写真のタトゥーシールは昨年末のポルノ超特急で買ったもの。写真には映っていないが、SiMとキュウソのタトゥーシールも貼って行った。

この時点でなかなかのエネルギーを消耗していたが、会場に入ればそんなもん吹っ飛ぶ。今年はキッズエリアにバルーンの遊具があり、それがとても可愛かった。日除けテントにはぎゅうぎゅうに人が座っていて、みんな競技を終えたトライアスロン選手のように果てていた。まだ昼やぞ

1日目はRIP SLYME(スタンディングエリア)→東京スカパラダイスオーケストラ(スタンディングエリア)→銀杏BOYZ(フードエリア)→Dragon Ash(スタンディングエリア)→BRAHMAN(スタンディングエリア)の順に見た。

RIP SLYME

ライブは初。デニムのハーフパンツに白のポロシャツという揃いのセットアップで登場した彼らは、シンプルなのに衝撃的にオシャレだった。1曲目から「楽園ベイベー」をぶち込んできて大盛り上がり、会場全体が一つになる。新曲「JUMP」はおもしろい曲だし、その後もよく聴いていた曲ばかりが続き、イントロだけで気持ちがあの頃に連れ去られてしまう。特に「熱帯夜」では、近くにいた同世代と思われる男の子たちがPVさながらに踊っていてスンゲェ楽しそうだった。

東京スカパラダイスオーケストラ

京都大作戦の時よりも間近で観ることができた。ホーンセクションの生み出す迫力が堪らない。1曲目「ルパン三世 '78」で始まり、そこら中でスカダンス勃発。煙幕のごとく舞う砂埃。泉大津フェニックスはマスクと目薬が必要です。大作戦に引き続き、今回も「DOWN BEAT STOMP」が聴けて嬉しかった。

持参した水がなくなり、お腹が空いたのでフードエリアに移動した。もちもちポテトはどこで食べても間違いない。

銀杏BOYZ

去年、京都の梅小路公園で催されたイベントの無料ライブで初めて生で観た。その時は一人で弾き語りだったが今回はバンド編成。MCで「アルバムを作って大阪に来ますんで、良かったら待っててください。どんな汚い手を使ってでも生き延びてください」と言っていた。そういや曲作らないとフェスに呼ばれないし売れないしライブも出来ないんだよな、先が見えないって怖いよな、オーディエンスだって次のライブを見られる確かな保証はどこにも無いんだよな、などと、会社をやめたばかりの私はしみじみと聞いていた。

水分とエネルギーの補給が済んだところで、スタンディングエリア前方に戻る。

Dragon Ash

太陽が少し傾き、涼しい海風が吹く中で聴く「La Bamba」は最高に気持ちが良かった。新曲の「光の街」は弾き語りでも聴いてみたい。「Head bang」は音源をちゃんと聴き込んでから、早く次のライブで踊りたいと思った。MCでkjは「聴いたことない曲でも楽しそうに聴いてくれて嬉しいです」と言っていた。時にオーディエンスと同じ目線になってくれることが嬉しいです。続いて「百合の咲く場所で」のイントロに会場が沸くと、kjが「ハイ知ってるぅーー!!」と指差すもんだから笑った。「fantazista」は必ずセットリストに入っているが、「百合の〜」は稀に聴けない時がある。だから余計にあのイントロが流れると、嬉しくなってしまうのだ。夕日に照らされ、オーディエンスの方をまっすぐ見つめるkjは息を呑むほど美しかった。

後方シートエリアで少し寝て、甘いモノが欲しくなったのでかき氷を食べ、再びスタンディングエリアに戻る。その頃にはすっかり日が暮れ、一気に涼しくなっていた。

BRAHMAN

最後にライブを観たのはいつだったか。とにかく久しぶりだ。1曲目はソウル・フラワー・ユニオンの「満月の夕」のカバー。これは阪神淡路大震災がきっかけで作られた曲だ。その後は新旧織り交ぜた曲が続き、BRAHMAN対ファンの死闘を観ているような気持ちになった。MCではTOSHI-LOWのスマホのメモ帳にあった「大人数 大人数 短い 長い」という謎のメモの話に。TOSHI-LOWが子どもとユニバーサルスタジオジャパンへ向かう道中、電車で居合わせた2人組がたまたまRUSH BALLの話をしていて、スカパラとDragon Ashを「大人数」、SiMを「短い(バンド名が)」と表現、そしてBRAHMANを「長い(MCが)」と言っていたらしい。その子たちが会場にいることを願った。

1日目はここで終了。大盛り上がりのSiMを聴きながら身支度をして、バスのりばへ向かった。
後編に続く。



7_nana
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