LOG IN

千本ゑんま堂がワンダーランドすぎて

by 7_nana

4月20日、曇り。西陣に用事があったので、ついでに遅咲きの桜を見に行こうと思い、千本ゑんま堂と雨宝院に行くことにした。

千本ゑんま堂

千本ゑんま堂(引接寺)は千本鞍馬口にある。開基は小野篁卿。この辺りは平安京の風葬地のひとつだった。

周辺は味わい深い町並み。古い看板が好きな人にはたまらないかも。となりのお店の名前は「えんまや」。これ、お寺あるあるですよね。

5月に行われる千本えんま堂狂言でも有名。サイトがジオシティーズにあることにも歴史を感じる(絶賛更新中)。狂言だがセリフがあり、素人でもわかりやすく人気だと聞く。京都市無形民俗文化財。

まず最初に目に入るのがこの建物。

目を凝らすと、ゑんま法王が鎮座されていた。乾隆消防分団製作とある。通りの交通量の多さを感じる。

この建物は千本ゑんま堂会館「元清閣」というらしい。今も使われているかどうかは分からない。

境内には本堂と鐘つき堂がある。沢山の車が停まっているが、タクシーの運転手さん以外に人影はない。

本堂の前には顔ハメ看板もある。狂言の登場人物だろうか。

鐘つき堂の背景がたまりません。

鐘つき堂の隣に小さな庭園があり、桜がたくさん植えられている。

ていうかココ、駐車場経営してない?境内の敷地、有効活用してない?

庭園の中へ。無料で入れます。

ホースよ

振り返った先に見えるのはTHE俗世。やはりここは現世とあの世の境目…

とはいえ、桜はとても綺麗である(思い出したように桜の写真を一心不乱に撮る)。

桜並木の先に見えてきたのは、謎の出っ張りとたくさんのお地蔵さんが並ぶ池。

謎の出っ張りは、物置のようだ。恐らく裏にある池はこのお寺のメインイベント的な何かだと思われるが、物置はここにしか作れなかったんだろうか。

お精霊迎えというのをここでやるらしい。

キングギドラ

池の水は、文明の利器で(思いも一緒に)流す。

木の陰に隠れた看板のコピーがなかなかのテンションで、思わずズームした。

池を通り過ぎると突如現れる休憩スペース。この、可動する椅子が付いたテーブルちょっと欲しい。

本堂はそれほど大きくないが、情報量多めである。これほど張り紙の多い寺院は逆に貴重なのではないだろうか。ないか。

鐘の上に、ゑんま法王の湯飲み茶碗がある。萬倍のご利益がある「萬倍椀」。

ここで修学旅行らしき集団が入ってきて、このお椀めがけて小銭を投げ入れ始めた。

倍になってるのはおさいse

賽銭箱には、ゑんま法王・司命尊・司録尊のポートレイトが。

お堂の隣でおみくじや御朱印を購入することができる。

修学旅行グループにいた1人の女の子が御朱印を集めているようで、お寺の方とお話をしていた。「桜の季節は特別な御朱印を販売しているので学生さんには高いよ」とのこと。

これは多分売り物ではない。

思いのほか長居をしてしまった。一歩進むごとに発見のある寺院、千本ゑんま堂 引接寺。ここはただの寺院にあらず。現世とあの世の境目にある、ワンダーランドだった。

見どころが多すぎて正直疲れ始めていたが、次の目的地へ向かう。

雨宝院

ガチガチに閉まってました。

つづく


7_nana
OTHER SNAPS